――――― 夢の痕 ―――――
〜 長編・連作・企画 〜


あかね *ここは、長編・連作・企画創作の裏話etc.のお部屋です。
コメントは、UPした日付順に並んでいます。
*こちらの方が短編よりもオリジナルの要素が強いので、
創作の内容に突っ込んだテンションの高い話が多いです。ご注意下さい(汗)
ネタバレも多々ありますが、御了承下さいね。

<創作掲載日:Since 2001.8.8(WED)〜>


*下記の八葉の名前をCLICKすると、その八葉の創作COMMENTへ直接JUMPできます*

→ up!◇◆ 安倍 泰明 ◇◆  ◇◆ 永泉 ◇◆  ◇◆ 安倍 泰継 ◇◆





泰明◇◆ 安倍 泰明 ◇◆

§還る日まで
【 第一章 〜 蒼き涙・2 〜 】


………こんなところで終わったら何がなんだか解りませんよね………はは…(汗)。

とりあえず、事の発端を、ということなんですが、この第一話のお話が後半とどう繋がっていくか、というのは第二話以降じわじわと解ってくるのではないかと(笑)。
あまり間隔を空けすぎないように、頑張ってUPしていきたいと思っていますが、毎週は多分、無理だと…(@_@)。ごめんなさい〜。。気長におつき合い下さると嬉しいです。。

実はこのお話は、全四章の予定なのですが、第三章と第四章は既に書き上がっているのです!!(爆)
第一章も、最後の第四話は、大半書き上がっていたりします…。


なぜそんな妙なことになっているのかというと、このお話、元はなんと「前後編」の予定だったから、なのです〜(笑)。
そして今連載している第一章の《蒼き涙》の半分くらいがその前編で、第三章、第四章が後編だったのです。

…今思えば、なんて無謀なことを考えたんだ、私!!(泣)

実はこのお話はふっとネタを思いついてから、後編の第一稿を書き上げるまで正味2時間という、私にしては、恐ろしくハイスピードな出来でした。………おかげで内容も超ハイスピードに展開してたので、さすがに手直ししましたが。 
そして手直しをしたら、またしてもどんどん量が増えてしまった挙げ句、校正途中でめちゃめちゃ詰まってしまったのでした。

なんでなの………。(それはプロットも何も無く書き出すから………(爆)。)

確か書き出す前は一話で終わらせるつもりで(…汗)、書き出してから「長いから前後編にしよう」と思って…。そして書いている内に「あ、この前の辺りの事情も書きたいな〜」とかいって三部作になって………で、気がついたらこれ、という。既に当初比何倍やら、私にもさっっっぱり、わかりません(泣)。
「あ〜、こーなったら、前半は「あかね編」、後半は「泰明編」で、タイトル自体分割しちゃおうかな、もう」と本気で思いましたよ…。(←ヤケ)

そのぶんお話に奥行きが出てくれるといいんですが。

ああ、これから第一章の残りの話の手直しをして、それから第二章の内容を考えなければ…!!(←をい)

第二章は、まだ大まかなストーリーしか決まっていないのです!!私は修正がすごく多いので、早く第一稿を上げないと、マズイ…。
うっうっ、頑張ろう…。。

ええと、最後に少し第一章のタイトルについて。
「人を愛し、慈しむ眼は蒼い…」という記述が『晋書』という本にあって、他の方の創作や小説でもよく引用されているのですが、それがとても印象的だったので、すこしもじって使わせていただきました。
一応、第一章の内容全体をイメージしてつけたタイトルなのですが…誰の涙か、はご想像にお任せします…と言う程でもないですね(笑)

「蒼」という字も、陸深には「青」より深くて澄んだ色、というイメージがあるので、こちらを使っています。(「紺碧」の「碧」も好きなのですが、こちらだと「みどり」とも読むので、ストレートに「青」という色のイメージが出ないかも、と思い、やめました)

それでは、これから続きに取りかかりますっ!!(笑)

2001.8.8.(WED)UP.


【 第一章 〜 蒼き涙・2 〜 】

やっと「蒼き涙」の第二話をUPすることが出来ました。………正直言って、今回はツラかったです。
何というか、もう、完全にあかねちゃんの精神状態に呑まれてしまったのか、書いても書いても終わらない&進まない!!
実はあれでもずいぶん削ってるんですよね。何故か話運びがスムーズにいかなくて、どうしても回りくどくなって、似たようなセリフが何度も出てくる…(泣)

…まるでスランプ状態でした。内容が内容だったので、書くのが怖かったのもあるのかもしれませんが(苦笑)

…やっぱり、投石もの…?(←戦々恐々の陸深(滝汗))


龍神様のセリフは完全にオリジナル設定大暴走ですので、信じてはいけません(笑)私、ああいう細かいところに理屈を付けるの、好きらしいので(←伏線を張ったら、オチがないと気が済まないタイプ(笑))、なんかやたらと白龍様にうんちくを言わせてしまいました(爆)。

…それにしても、白龍様語りすぎ…。内心かなり、「誰か止めて…(泣)」という感じだったんですが。

だから「凝り性」って言われちゃうのね、きっと(汗)。

今回の話は、あかねちゃんが思考をマイナスからプラスに持っていく過程…をちょっと詳しく書いてみたかったんですが、何がなんだか意味不明っぽいですねぇ。こういうのを「自己満足」と言うのかしら…。ああ、書いてる方はかなり消化不良気味なのに(涙)。。

しかも泰明さん、殆ど出番なし…?…あ、第三話も少ないかも…(冷や汗) 第四話以降はほぼ出ずっぱりなんですが。
あと暫くは、苦しい手直しが続くのかしら、うぅ〜。

ああ、なんだか先が不安…(泣)こんなお話についてきて下さる方がいらっしゃるのでしょうか。
と、とにかく、早く苦しいところから脱出できるよう、頑張ります。

2001.8.27(MON)UP.


【 第一章 〜 蒼き涙・3 〜 】

前回が何となく落ち込み気味で終わってしまったので、早々に続きをアップしました(笑)
ああ、なんだか前回はコメントまで暗いですね…重傷だわ

今回は「第三話です♪」と言いたいところなのですが、実は「第三話・前編」だったりします(爆)
いえ、第二話をアップした後、すぐに第三話の修正にかかったのですが…当初の予定では「まず泰明さんと藤姫が出てきて5ページ、それからが出てきて5ページ、最後に晴明様(!)が出てきて5ページ…あ、トータル15ページで、ちょうどいい感じ〜v」と思っていたのですが、三分の二まで校正してからページ数をカウントしてみると、

…何故かトータル22ページ…?

総容量57KB!!まだ、最後の三分の一の校正が終わっていないのにこの容量…さすがに焦りました。何と言っても、ここからHP用に手を加えると、必ずまた容量が増えるのは分かり切っているんですから!!

「ヤバイ、ヤバイよ〜。絶っっっ対、これ一話じゃ収まらないよぅ」

と冷や汗をかきつつ、どうにかお話を分割できるところを探しまくって、何とか泰明さんと蘭の入れ替わりの所で区切ったんです。

…んが。

この時に判明したのは、増えた7ページの大半を泰明さんが持っていっていたこと…(笑) その分少し、あかねちゃんとの会話が増えてましたね。
まぁ、泰明さんの出番が少ない〜と叫いていたのでいいと言えばいいんですけど。…さすが泰明さん(笑)。でも本当はもっと悩みが無くて甘いのを書きたい…(←禁断症状??)。
 泰明さん生誕記念創作までお預けかな〜、うるるる。
そんなこんななので、割と早めに続きはアップできそうです。予定外で一話水増し(?)されてしまいましたが。
お話の内容については次回突っ込んでみようかと(笑)

あっ、と、でも一つだけ、言葉の解説を入れた方がいいかな…。
第二話で既に出ているんですが、私は泰明さんの瞳の色を、右瞳は「琥珀」、左瞳は「琅かん」と設定してます。単に色と音(字面)の好みなんですが(笑)。
 この「琅かん」は「暗緑色(または青色)の宝石」のことで、よく勾玉に用いられていた綺麗な物らしいです。勾玉の緑色と聞いて「綺麗だわ!!」とアッサリ飛びついてしまったのですね(笑)。
でも、漢字で書くと、「かん」は「王」へんに「干」で、すごく簡単な字なのですが、なぜかIE上では「?」に化けてしまって表示されないのです。…うう〜悔しい。。なんでぇぇ〜!?
音も色のイメージもせっかくぴったりなのに!!(泣)はぅ〜〜〜。

…さて、それでは続きをさくさく行きましょうか(笑)

2001.9.3(MON)UP.


【 第一章 〜 蒼き涙・4 〜 】

何だか今回は見事に泰明さんが出てませんね…(爆)。その代わりに蘭とお師匠様が語りまくっているような。。
どうも私の書く晴明様は、ちょっと変わってる??んでしょうか。泰明さんのことは「あの子」呼ばわり、あかねちゃんは「神子姫」…少し友雅さん的なところがあるような(汗)。う〜ん。

ええと、お話の中では、めったやたらと黒麒麟が強かったようになってますが、これは話の設定上のことなので、大目に見てやって下さい。
術の使いすぎでフラフラ、みたいな記述も、現実だと、たとえば泰明さんなんかは、陰陽の力を使って攻撃するわけですから、五行の力だけでなくて、自分の力も消耗してるはずよね、と思って加えたものです。

ゲーム中では、減るのってあかねちゃんの五行の力だけなんですけど…(笑)
それに実際は玄武召喚か、金剛夜叉明王呪二・三回かませばあっさり封印できちゃうんですけどね(笑) ←どんな組み合わせで最終決戦に行ってたかバレバレ。

ちなみに、私は結構しげしげ怨霊の封印とか、具現化をやってたので、五行の力と回復符には困らなかったのです。 何と言っても、「カンペキに龍神の神子をこなしつつ、何人まで落とせるか」なんてやってましたから…。ノートまで作って研究(?)して、二人っきりで力の具現化をして星を上げまくったりとか(汗)。
一度十人全員制覇をやってみたいんですけど…。(まだ八人が最高)

それと、あかねちゃんの「蘭はもう一人の自分」云々の辺りですが………これは(多分)公式設定とはズレてるんじゃないかと(汗)。何というか、初めから蘭は破壊を司る黒龍しか喚べなかった、って考えるのが、とってもイヤだったんですね。それで《蒼き涙・2》でもちょこちょこと白龍様が「陰イコール悪」ではないとか、コソクにフォローしているんですが(笑)。

あの辺りの文章はもうオリジナルなので、陰陽道等についての文章は正確ではありませんので、信じないでくださいね(滝汗)。

さて、次はようやく第一章最終話です(長かった…) 次はもう泰明さんとあかねちゃんしか出ません!!(笑)泰明さんのお誕生日創作の後になると思いますが、多分9月中にはUPできるかな。それでは。

2001.9.8(SAT)UP.
サイトOPEN一ヶ月&実は陸深の誕生日(笑)


§'02 New Year企画・三部作
【 T.追憶 】


一度は書いてみたかった、晴明様と泰明さんの誕生時の話です。
こういう小難し「気」な話(←ここがポイント。ホントに難しい訳じゃないのね…(笑))を書いたりするのは、実は結構好きらしいです、私。
色々、詳細設定を考えたりとか!お話の背景を考えたりとか!(…って、ただの自己満足?)
何せ、「深読み魔人」と言われた事もあるくらいですから〜♪(深読みのし過ぎ、とも言う(笑))

でも何だか肝心の創作の方は、なにやら意味不明という気も…(泣)
これはもう、偏に私の文章力の無さのせいです。ごめんなさい〜(汗)
しかも本当はもっと長かったのですが、お話としてのまとまりがイマイチだったので、大分(…半分くらい?)削りました。(苦笑)
そのうち別のお話で生かせたらいいな〜。とか。
何にしても、もうちょっと陰陽道とか道教の知識を仕入れないと駄目ですね。
(そういう本を読むのは好きだけど、時間がっ…)

さて、そもそもこのお話を思いついたきっかけは、「八葉全書」で「何故泰明さんは21歳なのか」という設定を読んだから。
あの設定でいくと、「泰明さんが生まれた時に、晴明様の当時の肉体年齢をそのまま受け継いだ」事になる訳で、そうすると、あかねちゃんが召喚された、「泰明さんが生まれてから二年」経っている時点でも彼が21歳だと言っているという事は成長してないっていう事なるのでは…と、思ってしまったのです。

実際、「遙か2」の方では、ほぼ同じ境遇の泰継さんが「身体の成長が著しく遅い」って言っていますし。
泰継さんが泰明さんと違って、それまでひとと同じような生活を送れていなかった、という点はありますけど、何らかの似たような状況はあり得るのでは、と。

後はアレですね。泰明さんに施されている呪に、晴明様の亡くなった妻の陽の気を使っている、という所。
連珠の方は晴明様からもらった、というだけなのでよく判りませんが(←なので、晴明様が気を籠めたことにしてしまった(笑))、単に晴明様自身も陽の気が足りなかった(…何せ、陰の気が溜まりすぎて歳を取らなくなってたくらいだから)だけじゃなくて、何か意味があったら面白いな〜と思って、いろいろ深読みしてみたりしたんですが。
単純な陽の気だけなら、それこそ他の所(自然にあるものとか)から持ってこられそうな気がしたので。

それと、最後にどうしても入れたかったのが、泰明さんの名前の由来
どうしてお師匠様が泰明さんの名前にそんな願いを籠めたのか…という辺りへ全体としては話を持っていきたかったんですけど…。

う〜ふ〜ふ〜ふ〜。それが実現できたかは謎ですね(爆)。

本人としては、ちょっとまだ話の流れがよくないかなぁ、なんて思うところがあったりするんですが、今は力が追いつかなくて、手直しのしようが…(涙)。

そのうちに「こっそり加筆修正」なんて姑息な技が発動している可能性大な気がしてます。

…もうちょっと、一発で作品をばしっと仕上げられるといいんですけど…はぁ。

2002.1.16(WED)UP.
2002.1.18(FRI) 加筆修正.


【 U.雪花 】 up!

…あれ?
何だか久しぶりに甘甘にしようと思っていたのに、「…どこが「甘」いって?(汗)」という感じになってしまったような…?
甘甘なお話なんて、所詮、私には無謀な挑戦だったのか…(@_@)

ああもう、何だか歌って逃げるしかないですねっ!♪らんらんら〜ん♪(汗)

ところで、うちのあかねちゃんは淋しがりやさんでしょうか。(ここの所、そんな事ばっかり言ってるような気がする(笑)。)
何だかホームシックが入ってしまったし。初めはそんなつもりは全然なくて、ただ、雪景色を書きたかっただけなんですけど、書いている内に気がついたらあかねちゃんが何故かナーバスに…?

お師匠様〜…。。一体あなたは何処まで読んで行動なさったんですか?(←私にもよく判らない(苦笑))

まあでも、冬というのは寒いから淋しくて人恋しいものなんです!!(と、力説してみる(笑))
時にはあかねちゃんがナーバスになることがあってもいいかな、と私としては思うんですけど。
いつもあかねちゃんから泰明さんが癒されている、というようなパターンばっかりだと、「恋愛」じゃないよね、なんて常々思っていたりしたので。
ここにいていいんだよ、と言われるだけじゃなくて、いて欲しいって言ってもらえることもないと、何だか一方的に依存しちゃいそうじゃないですか。

…ってあれ、こんな事考えるの、私だけかな…。。
(←何やら通常恋愛Cで泰明さんが「人間にして欲しい」と言った事が気になっている模様(苦笑))

しかし泰明さんは心配性で、ぐるぐるしっぱなしですね〜。あはは。
加えて何だかうちの泰明さんは、すごく口下手というか、思ってることを内に閉じこめちゃってる…?(←その時点で既に別人では(滝汗)。)
まあでも、ここで吹っ切れてもうワンランク、状況をUP(=「春風」へ、ですね)して欲しかったので、良しとしましょう。
思いっきり吹っ切れちゃうと、やっちゃんは完璧&迅速に行動に移すと思いますし(笑)。お師匠様のアフターサポートもあって万全でしょう。…多分。
(…どんなサポートだ?(笑))

話は変わりますが、文中であかねちゃんが着ている梅襲ねの衣裳は、ちょうど11月から2月の間の季節に使われた襲ねの色目です。
色の組み合わせとしては諸説あるんですが、ここでは上の衣が白、下の襲ねの衣が蘇芳色でイメージしています。
…要は雪のイメージと合わせたかったのね、私(笑)。
ちなみに第三話「春風」で女童の式神の着ている紅梅匂いの襲ねは2月頃に用いるもので、紅梅色の色の濃い衣から薄い衣へと順に襲ねたものです。(どうやら薄いものから濃いものへと襲ねることもあるらしいですが。)
紅梅襲ねの紅梅匂いとなると、表地が紅梅(濃いピンク)色、裏地が紅色の表着に紅梅匂いの五つ衣(袿を襲ねたもの)になるのかな?


それにしても、うにゅ〜、後で読み返してみると背中かゆかゆかも。。
後半なんて絶対、書いてる時に別なひとが憑いてますね。誰だ〜っ!! /////(爆)

この程度でも、恥ずかしがっている辺り、この辺りが私の「甘い」の限界なのか(涙)。
ムードも何もあったものでは…。
実際、「これじゃあ「甘い」じゃなくて、一歩間違えば「アヤシイ」か「キケン」になっちゃうわ…(冷や汗)」なんてボヤいてた私。
何と言っても、このお話、後半部分はどんな表現を書いていたのか、書き上がった時点では本人にあんまり記憶がなかったりします。
朦朧としてたというか…。(それはヤバすぎだって。。)

この後どうなったかは、皆様、頭の中でご想像下さい。…えへ♪
(←無責任。でも、そもそもまとも(?)な「ウ×」なんて書けない私(爆))

しかし、もうちょっとこう、雰囲気とセンスのある文章が書けないものか…う〜@。


…ところで、24kbのどこが「ミニ」創作なの?私。…はぁ〜。。

余談ですが、こちらの方が一日早くUPしているのは、ご愛敬という事で…。
(笑。後半あたりは無意識、でもどうやらノリノリで機嫌良く書いてたらしく、UPするのも早かったのでした。←書くのは下手と言いつつ、甘甘大好きなひと。)

2002.1.15(TUE)UP.


【 V.春風 】 up!

これは何と言うかもう…それこそ「オマケ」編ですね。

別名「とある日の安倍家の日常」。(………は?)

第二話「雪花」を書いた時点で、ラストがああなってしまったので、これはもうきっちり落とし前をつけるしかなかろう、と、結婚後を初めて書いてみました。
本当は、もう一年ほど時間を進めて「禁じ手」(笑。所謂、結婚の次にある、だろうイベント(?)…。)を使うというのも考えてみたのですが、まだ自分の中であまりはっきり設定が固まっていないので、止めました。
第一話でのお師匠様の最後のセリフも、ここに繋がる…という事だったんですが、ちゃんと伝わったのかな…怪しいな、あの表現では漠然としすぎてて。。

要は、第一話の最後の処で星を見て先読みをした、という流れのつもりだったんですけど(苦笑)。


実際の平安時代では、「妻の実家に夫が同居」というのはあったんですが、普通はまず通い婚(夫が妻の家に通うという、アレですね)で、「夫の実家に妻が同居」というのは無かったらしいです。
「源氏物語」のように、夫(=光源氏)が自邸を建てて、妻をそこに住まわせるというのはあったようですが。
まあでもそんなことが出来たのは、やっぱり相当な高位の貴族で、妻の実家の権勢に頼らなくてもいい場合とか、それなりの収入があって独り立ちしている場合とかだったんじゃないかな、と思うんですが。

そういう意味でいうと、お師匠様のお邸にあかねちゃんも同居というのは、本当は有り得なかっただろう、と思います。恐らく。
なので、その辺りは大目に見てやって下さい。


そうそう、ええと、実はこのお話、5回ほど書き直しています(汗)。
何故か上手い具合にまとまらなくて…。。
没った物と言えば、どれもお話の背景はUPしたものと同じなんですが、定番の「あかねちゃんの脱走がバレて泰明さんに怒られる」ものから晴明様と泰明さんが師弟喧嘩や師弟漫才もどきをおっぱじめたり、式神になぜか泰明さんがやきもち焼いてご機嫌ななめになっちゃったりと、その展開はもう様々。
(…というか、散々?)

今もちらっと名残の残っている部分もありますが、一応、「目指せほのぼの幸せ家族!!」だったので(爆笑)、だいぶガリガリと削りました。
…やっぱり、前に挙げたような内容が入っちゃうと、ごちゃごちゃしてしまって良くないかな、と思ったので。
それでもうっかりすると、晴明様が泰明さんをからかいだしそうで、かなり焦りました(苦笑)。

それと、お話の中で晴明様が幾つか言っている言葉の意味、なんですが…解っていただけたでしょうか。
他にも、本当に最後の方に深読みしようと思えば出来る(…なんていー加減な…(汗))表現もちらっと一ヶ所、あったりもするんですが、文章中でこういう伏線を張ったり、それを解決したりする時に、間接的な表現でそれが伝わるように書く、というのがどれだけ難しいか、今回よーく解ったような気がします。…とほほ。
その全部をここで書いてしまうというのもあまりに哀しいので、これ以上は書きませんが…。
「わかんないよ、やっぱり(怒)」と思われたら、遠慮なく聞いてやって下さい。。


さてさて、「追憶」はシリアス&モノローグ風、「雪花」は甘いお話で心理描写中心、「春風」はほのぼの&ほんわか幸せ風味(?)を目指して文体や雰囲気も変えてみたつもりだったりします(笑)。
(創作の中でも「過去(追憶)→現在(雪花)→未来(春風)」と時間が移っていくようにした…つもりだったり。(苦笑))


…って、「つもり」ばっかりだねっ、私ッ…!!(涙)


でも創作は、書き手の方は、先の話の展開も、自分が書きたいことも、登場人物etc.の自分なりの設定も全て頭の中に入っている状態で書いて、校正しているので、どうしても何の予備知識も無い状態で読んだ時には判らないような部分も、勝手に知識を補充したり、思いこみで読み書きしてしまっている所があると思うんですよね…。
だから、どこまで自分の意図したものが読んで下さった方にストレートに伝わっているか、自分だけが判っているような独りよがりな文章になっていないか、というのが一番気になったりしています。

…なんて、本当は他にも足りないところはもうそれこそ青ざめるほどいっぱいあるんですけど(苦笑)。


それでは、長々と駄文にお付き合いくださってありがとうございました。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
そして、まだまだ拙いですが、これからも仲良くしていただけると嬉しいです。


では、この辺で…。

2002.1.24(THU)UP.


§10000HIT企画
【 想花・〜 泰明編 & あかね編 〜 】
up!

サイト10000HIT御礼のフリー創作です。

実は私の場合、基本的に創作の重要部分で「龍神様、助けて!!」で一件落着、というのはあまり書かない、というか、書きたくない…というのがあったりするんですが…。
というのは、そもそも龍神の力、というのは現実には恐らく一個人が振るう事は出来ないもの、ですよね。「遙か」という世界の中であかねは「神子」なので、確かにストーリー展開のファクターとして「龍神の力」は重きをなしているけれど、それに頼って問題が何もかも解決するようだと、どうにも現実味が薄れてしまう気がして…。
いえ、確かに創作というもの自体はフィクションなんですけど、特に人間関係とか、恋愛とか…生きていく上で誰でもぶつかるような悩みには、やはり自分自身の意思や思い、周りの人の気持ちや支えてくれる力…そんな身近な、現実にあるもので立ち向かって欲しい、という気がするので。

…でないと、読んでいても気持ちがついて来ないじゃないですか(笑)

でも、今回は突発だったせいか、「10000HITかぁ〜…何かお祝いでもするかなぁ。ホワイトデーと近いし、その辺とかけてみるのも面白いかも♪(←何を面白いと思ったかは謎。)…あ、そう言えばもうそろそろ桜の時期だよね〜vv(…遙かというと桜を連想するらしい私)」
…なんて言いつつ、つらつらと思いつくままに書いていたら、こうなった、と…。
(要はプロット無しということ…(爆))

ああっ、だから龍神様が惜しげもなくどーんと神力使っちゃってるわ、泰明さんが妙に力業だわで、スゴイ展開になってるんだわ…!!


如何にヤマカン的に書かれた創作かという事が、もうこの時点でバレバレですねっ(汗)


それはそうと、この創作は初めてのどりー夢創作、でもありました。
「ホワイトデーとかけてみよう」という、よく判らない目論見はここに出てたりするんですが…。
つまりは「泰明さんに名前を呼んでもらおう」と。

…浅知恵ですね。はい、ごめんなさい〜〜(苦笑)

実は私、初めはこれはどりー夢じゃないと思っていたのです。いえ、別にどりー夢に偏見があるとかそういう意味ではなくて…。
私はこの時まで、どりー夢創作というものは、書き手(この場合は私(=陸深)ですね)が主人公に性格その他、総て自分自身をイメージして書かれたもの、だと思っていたので(汗)
(すごく限定的な解釈…(汗))

だから、「名前変換可能な創作は総てどりー夢なのよ」と知った時には、そりゃもう、驚きました(笑)

何故って…「どりー夢小説」は、大きな検索サイトでは立派に検索項目に入っているのです…!!

「どりー夢小説ONLY」の検索サイトだってあるんですから!
そうすると、何というかこう、すごい事をしてるような気がするじゃないですか!!(…え? 違う??(笑))


…それはともかく、この創作では初めて名前変換を書く事もあって、「如何に効果的に名前を呼ばせるか」で色々なシチュエーションを考えつつ、結構愉しく書き書きしておりました(笑)
文中に「少女」や「彼女」表記が多いのは、その一環として私が姑息にも、「名前を呼ばせる」シーンを出し惜しみしたから…です(爆)


――― だってせっかく名前を呼んでもらえるかもしれないのに、あちこちで出て来ちゃったら有難みも萌え度も半減じゃないですか!! ねぇ!?
(←力説するな)


そのイマイチピントがずれてるよーなきがしなくもない努力が何処まで報われたかは謎ですが…。

かくいう私は、【 泰明編 】で自分の名前を入れて試してみて、照れくささに思いっきり突っ伏しました…(←馬鹿。)

自分の創作読んで、照れくささと恥ずかしさでコケるのなんて、私くらいですよね。はぁ〜…。


この創作は、どりー夢だった事について、後に色々と…ええと、あったり、も、したんですが…。(←もうあんまり思い出したくない…。(苦笑))
まあ、考える事はひとそれぞれよね、という事ですっぱり忘れる事にしました。
もともと、あまりいつまでも悩んでいたくないタイプですし(苦笑)

ある意味、私の中で初めて物議を醸した一作、かもしれません(笑)

【 泰明編 】 → 2002.3.12(TUE)UP.
【 あかね編 】 → 2002.3.14(THU)UP.



永泉◇◆ 永泉 ◇◆

§夢の護り人
【 T・月華の雫 】


永泉の通常第三段階終了後、くらいをイメージしています。(なので、実はお話の設定では後半は地ルートになっています。)
…というより、本当は、書いていたら何故か天真が出てきてしまったので、うんうん言いながら、何とか「天真がお話に出てくる理由」をこじつけたという方が正しいかも(汗)。

いえ、天真君、書きやすいみたいなんです、私…。(ぼや〜っと何も考えずに書いていると、進行&フォロー役に大抵、天真君が登場している(汗))
後は、イノリくんも割と書きやすいかも。泰明さんは、殆ど考えなくてもせりふが出てきますし(笑)。別に愛情のせいではないと思いますけど(笑)。
逆に、キャラクターが掴みにくいのが頼久さん…。書いていても(まだHPにUPはしてませんが、八葉全員が登場する話があるんです)いまいちピンとこないというか、「らしさ」が出ない、というか…。鷹通さんも、個性をどうやって出そうかちょっと迷ってしまいます。
友雅さんは主役にすると、難しいです。大人っぽさと、あの魅力を出すのが!!(泣笑) 脇でご登場の時は、さらさらっとスムーズに動いてくださるんですけど。ああ〜、でも、ちゃっかりいい処も持っていってらっしゃる気がします(笑)。

そして永泉様は、言葉遣いも行動も、すごく気を遣います…。
もうとにかく、陸深の中ではEDの時点での永泉様は、「気品とたおやかさと芯の通った強さを持った方」としてインプットされているので、イメージ通りに書くのは、貧困な文才では至難の業です〜(涙)。どんな風にそれを表現するかや、時間経過と共にどうやって変化させていこうかなどなど、いつもすごく試行錯誤してしまうのです。。(…で、なし崩し的にUPが遅くなる…と(泣)

それでも書いてしまうのは、やっぱり好きだから、なんでしょう。 もう〜、「愛だよ、愛!!」(←釜爺風)

永泉様が龍笛を吹くシーンは、どうしても書きたかったところですvv
「いつか!絶対!永泉様が笛を奏でる印象的なシーンを書くのよ!!」と異様に萌えていた私。
そして印象的(ろまんちっく??)とくれば、「夜」と「月」よね、という、いい加減、自分でも呆れるほどのワンパターンさで、あのようになってしまったのでした…(泣)。はうぅ。

あれを印象的or情緒のある文章といえるのだろーか…かなり謎。

…ちょっと、いやあまりの自分の表現力の無さに、大霊界を垣間見たような気がしました。…とほほん。


文中で、永泉様と天真君にケガをさせてしまったのですが…いやもう、ごめんなさい。あの、かすり傷で跡形もなく治りますから!!(笑) 
そして気がつくとなぜか、天真君のケガは「顔」で、永泉様は「手の甲」になっている…。「顔の傷は男の勲章だっ!!」等というセリフはよく聞きますけど、やっぱり永泉様にはそれは似合わないというか、マズイ気がして、無意識のうちに避けたのかも…。(←差別だわ!!(笑))
天真君ならいいよね、と思っているわけではないです、絶対!!(汗) でもいろいろなお話で、「天真とケガ」はよく見るパターンなので、私の中で何となくそういうイメージが出来てしまっていたのかも(爆)。

ごめんね、天真君…。

しかし、またしても前半部分のシーンが、「謎が謎を呼ぶ(?)」ままで終わってしまってますね。…というよりは、「意味不明」と言ったほうが近いかも(涙)。。しかも戦闘シーンのお粗末なことといったら………!!(恥)

こんなところで終わっていいのか?私。 読んでくださっている方に、なんだかとてつもなくヒドイ事をしているのでは(滝汗)
しかもこの作品のコンセプトと微妙〜にズレてきている気がしなくもないような。

でもコンセプトについてはここでバラしてしまうと、(先の展開については、もうある程度予測できてしまっている方も多いと思いますが…)ほんとに「ネタバレ」になってしまうので、また今度ということで…。(ごめんなさい〜)

それでは、続編も楽しんでいただけると幸いです(汗)

2001.8.17(FRI)UP.



yasutugu◇◆ 安倍 泰継 ◇◆

§Requiem

遙か2、初の長編…でした。(しかも初めて完結できたもの…(恥))

書いていく間に話の展開が少しずつ変わっていって、プロット段階とは齟齬が出てくる…というのは、「還る日まで」で既に経験済みなんですが、今回はそれでも何とか大枠から外れずに進んでくれたので、ほっとしています。
(「還る日まで」は、遙か2が出た事もあって、話の途中展開をだいぶ組み立て直さないと書けない事が判った…。(←それで今、苦闘中。…がっくり。))

…と言いつつも、ChapterVの最終話は、八割方書き直したので時間がかかってしまったのですが(汗)


このそもそもの原因は、ChapterUが大幅に増えてしまった事。

初めは、今のChapterTとUとVがそれぞれ「一話」、計40〜40KB程度の予定だった…なんて言っても、誰も信じてくれないよね…。
(終わってみれば、全八話&totalで180KB前後。(爆))

180KB、というのはすごい量です。
日本語の場合、一文字につき、2Byteの記憶量なので、180KB=184,320Byte(1KB=1,024Byteなので)というと、92,160字。
92,160字=400字詰め原稿用紙で約230枚…。(し〜ん。)

あまり考えるとどっと疲労感が押し寄せそうなので、やめておいた方が無難かも。…というか、最終決戦ONLYでそんな量書くひと、他にいないって(滝汗)

それはともかく、ChapterUの第一話から「おや?何故か千歳が頑張ってるな〜」と思っていたら、妙に花梨&千歳が友情を深めてしまって、20KBを越えてしまったので、そこで一旦切って。
次に「漸く真打ち(=アクラム)登場!!」と思っていたら、花梨ちゃんがすごく頑張ってアクラムに向かっていくのに、アクラムが何となく心情を見せないままかわすので、なかなか泰継が登場出来ないままに、二話、三話と進んで…。
その泰継は、アクラムとの会話や龍神召喚の辺りで、彼がこれまで口にしてこなかった心情を語り始めて、また一話…。


そんなこんなでChapterUを書いていく内に、だんだん元のコンセプトとは少し違う方向に走り始めてしまっで…。

実は最初はもっと、アクラムの恋愛感情めいた部分を全面に出すつもりだったので、泰継×花梨をベースに、花梨が自分がアクラムを気に掛けるのは惹かれているからなのか、と逡巡する…ような展開になる、筈だったのです。
もともとこの創作を思いついたきっかけが、アクラムとの恋愛イベントを見ていて、なんとなく「アクラムが求めている「花梨」像(要はアクラムが気に入る選択肢(笑))」と、「私の持っている花梨像」とが微妙にズレていて、どちらかというとアクラムの花梨像は、私の中のあかね像の方に近いな、と感じたからだったので。


…この辺りの名残が、文中でのあかねと花梨の対比、みたいな部分や、ChapterVの第一話、で「逢いたかったのか」と花梨がアクラムに訊ねている辺りに出ているんですけど(笑)、書き終わってみると、アクラムの恋愛感情云々の話は遠い星の彼方へ飛んでいってますね…あはは。


結局の所、アクラムとの恋愛イベントは、私にとっては「本当に花梨を純粋な恋愛対象として見ていたのか」が、アクラムEDを迎えてみても判りにくかった、という事なのかもしれません(泣)
アクラム→花梨(またはその逆)の恋愛感情がゼロだとは思いませんけど、恋愛イベントをこなしてみても、アクラムの言葉はある意味とても諦観していて、抱えているものが深すぎて、単純な恋愛感情では癒されないような、そんなイメージが強くて。
これまで背負ってきたものが重すぎて、それを昇華させないと未来(=恋愛)へは歩き出せないと言うか…。
だから、アクラムの思考はどちらかというと、「過去」に向いていたんじゃないかな、と。

そういう意味でアクラムが求めているのは、これから生きて行く上での「支え」とも「癒し」とも「情熱」とも「存在意義」とも違うんじゃないかと。
恋愛というのは、やっぱり未来へ向かって行くエネルギーだと思うので。
それに恋愛には相手の為に自分自身を賭けられるような、二者択一的な烈しさと強さが出てくる一面がある、と思うんですけど、「遙か2」でのアクラムは、アクラム自身の思いと一族の思いと、両方のものを背負っている分、簡単には捨てられないものが多すぎるような気もしますし。


ある意味では、「遙か2」のアクラムはとても理性的なひと、なのかも。う〜〜ん。
少なくとも、「遙か」の時より、格段に人物が深くなったような気がします(笑)


…で、この辺りの感覚が、ChapterUを書いている内にどんどん強くなってきたので、花梨ちゃんが泰継さんとアクラムの間で揺れる、という当初の目論見はChapterU前半でいともアッサリ消えて無くなってしまいました(笑)
その分、「本質的な理解と癒し」の方面へ話が流れていってしまったので、花梨ちゃんはかなり苦労したと思います。…イヤ、私もしたけど。(笑。文章力がないから〜。)

という事で取り敢えず、花梨ちゃんごめんね!!(…と謝っておく。)

なんて言いつつも結果としては、これで良かったかな、という気がしているんですが。ラストは変わっていないし、(←前の設定では、手に入らないもの(=あかね)を花梨に重ねて見ている事にアクラムが気づく、というような途中展開でしたが。…単純。)泰継×花梨にしたことで必然的に関わってくる泰明×あかねの部分も絡められたしv
ChapterVの最終話で泰継さんがアクラムについて考えている辺りの事は、泰継さんならではの思考なんじゃないかと思いますし。
(「遙か2」では同時に現代から飛ばされてくる仲間はいないし、幸鷹さんはもうあの時代にもかなり馴染んでしまってるし(笑)、そうすると其処にいる「存在」として何らかの意味で「異質」、というのは八葉の中では泰継さんだけなので。)


しかし予想外だったのは千歳…私、まだ千歳の友情イベント一つもクリアしてないのに、何故か一話まるまる千歳がっ…。
いえ、千歳は可愛いので好きですけど!!(笑)

でも「千歳のイメージが違う!!」と言われると、本当に言い逃れ出来ません(滝汗)
うう、どうだったのかしら…。


あとは…そうですね、一応お話の中で「遙か」と「遙か2」の互換性を考えてアレンジを加えたりしています。
ゲームの方でも、「遙か」ではあっさりと「白龍」は「陽」で「再生」、「黒龍」は「陰」で「破壊」となってますけど、「遙か2」だと双龍の司るものも、「進み、変える力」と「留める力」という、普通の陰陽の性質を表すイメージに変わってるんですよね。
もともと、陰だから負のイメージというのは何だかな〜、と思っていたので(←これだと黒龍の神子は可哀想すぎる(涙) ただ陰陽の龍の力の均衡を取る為だけに選ばれるみたいで…)えいっ、とそこに自己流解釈を加えてみたりしました。

…だってやっぱり、「どうしてあかねは応龍を喚べなかったのか」とか、「どうしてランの喚んだ黒龍は瘴気を発していたのか」とか、すご〜く気になるじゃないですか!!
(「遙か」では、まだそこまでゲーム上設定されてなかったと言われちゃうと、元も子もないんですけど(←禁句。))

だから、「陰陽の神子の心が合わさらないと、応龍は喚べないらしい」という「遙か2」の設定から、「遙か」では、アクラムがランの心をぎりぎりまで封じていたせいで、自我を取り戻してあかねに協力する所までは辿り着けなかったんじゃないか、それと「龍神は神子の心に従う」らしい事(願いを叶える、と言うのはある意味そういう事かな、と。)から、ランの恐怖心etc.の負の感情が黒龍に投影されて、暴走して瘴気を帯びる事になったのかな…等々と考えたりしていたのです。

…で、ChapterVの第一話で「狂った黒龍」とアクラムに回想させたりしてみたんですけど、ここはとっても解りにくかったかも、と今更ながら思います。(汗。ホントにオリジナル設定大爆発…。


うふふふふ…。(←笑って誤魔化す。)


タイトル【 Requiem 】は、意味はそのままですね。誰がその対象かもばればれ〜と言うか(笑)

あ。でもサブタイトルも、一応それなりに凝りがあったりしますv
創作での時間は早朝→日中→夕暮れと移っていくんですが、サブタイトルの方は登場キャラクターの心情に合わせて、ちょうどそれとは逆になるようにつけてみました。

ちなみにChapterT「Dusk」は「夕暮れ、夕闇」の意味で「Befor Dusk=夕暮れ前」、ChapterU「Dark」は「闇」の意味で、「In The Dark=暗闇(暗中模索という雰囲気」、ChapterV「Dawn」は「夜明け、暁」の意味で、「Till Dawn=夜が明けるまで」という感じですvv


ある意味とっても自己満足なこだわりかも。でも良いのだ、別に(笑)。


それでは、最後まで読んで下さった方、ありがとうございましたvv

2002.4.1(MON)最終話UP.






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